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家具3Dデータ

最近、家具をショールームで見る機会が増えました。数年振りに見ると、メーカーや販売業者により変化は様々です。全体的に扱うアイテムが充実する傾向にあると思いますが、中には元気が無く保守的な印象のメーカーもありました。
数年前との顕著な相違は、3Dデータを提供する海外メーカーが増えたことが挙げられます。映画を3Dで見たり、家庭用の3Dプリンターが発売されたりと「3D」が日常まで浸透し始めています。設計も「3D」で進めることが多くなり、家具の検討も当然「3D」での対応が求められます。
3Dデータの提供は家具メーカーにとっては違法な複製につながる情報を公開するリスクが伴います。ですが、3Dで設計を進めている設計者や施主にとっては3Dデータがある家具が検討対象の中心となります。今後、利便性の追求がリスクよりも優先される傾向が一般化するのではないでしょうか?
見え方いろいろ
ハイブリッド
新年明けましておめでとうございます!誠実で品質の高い仕事を目指し、本年も頑張りたいと思います。よろしくお願い致します!
年末年始は奈良・京都に居りました。日本の古い建物はほとんどが木造ですが、ディテールを見ると構法や時代を超越したモダンな美しさが感じられます。例えば禅宗寺院の柱の足元に見られる石の意匠。柱の根本は濡れて腐りやすいので石とすることが多く、現在の木造でも縁側の柱下に「沓石」と呼ばれる四角い白い石があります。大規模な寺院では、「礎石・礎盤」と呼ばれる二段の石の上に木の柱が設置され、石の意匠が建物の風格を物語っているとも考えられます。
今は昔よりもずっと多くの種類の建材があります。それら合理的にうまく組み合わせてハイブリッドに全体をまとめ上げるのか?或いは、ほとんどを拒絶して少ない種類の建材のあり方をストイックに追求するのか?豊かな時代の悩ましい選択があります…
スケートリンク
スケート全日本選手権大会のチケットを頂いて見に行きました。オリンピック出場選考でもあり、真剣勝負の白熱した滑りが素晴らしい!テレビ観戦は解説もあり細部まで楽しめますが、ライブでの観戦は自分の五感を通しての体験でまた違った感動がありました。
公式国際試合でさえも、スケートリンクは室内競技場での仮設が一般的です。実はスケートリンク設置は比較的簡単で、海外の商業施設計画では初期投資の少ないエンターテイメント施設として度々企画されます。ロックフェラーセンターのスケートリンクは冬の風物詩として有名ですが、その歴史は建物創建当初の1936年までさかのぼるそうです。また、最近ではドバイのような暑い国の商業施設でも、石油での火力発電コストが低いためかスケートリンクが設置され人気があります。享楽的なエネルギーの浪費は決してエコではありませんが…
半袖&ランニング姿のスケーター@ドバイ商業施設
モンステラとミッドセンチュリー家具
開業のお祝いに頂いたモンステラが一年で3倍程度の大きさに成長しました。熱帯アメリカ原産の観葉植物で、英語のモンスター(怪物)と語源を同じくするように葉の形が奇怪で独特です。
本家アメリカでは1950年代頃から観葉植物として普及し、いわゆるミッドセンチュリー(1950~70年代)家具のインテリアによく登場することでも有名です。ジョージ・ネルソンやイームズ夫妻のモダンデザインは当時奇抜で新しく、それまでの観葉植物とは趣の異なるモンステラの新奇性がマッチしたのではないでしょうか?
50年経った今でもミッドセンチュリー家具は人気があり、モンステラもよく見かける観葉植物となっています。新しいものが次々と現れる中で古典として生き残ったのは「標準化しない魅力的な個性」があったからだと思います。



